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月別アーカイブ: 2025年6月

「DIY板金」と「プロによる板金修理」

こんにちは!
前回は、修理を依頼してからお渡しまでの7ステップを詳しくご紹介しました。今回は予告どおり、「DIY板金」「プロによる板金修理」を比べながら、どちらが自分に合っているのか見極めるポイントをお届けします。初めて板金を触ろうと思っている方も、セルフリペア経験者の方も、ぜひ参考にしてください。


1. DIY板金修理って具体的にどんなことをするの?

  • 基本ツール

    • サンドペーパー、パテ、プラサフ、タッチアップペン or スプレー塗料 など。

  • 作業の流れ(超ざっくり)

    1. サビや塗装はがれを削る

    2. パテで整形

    3. 下地(プラサフ)を吹く

    4. カラー塗装 → クリア塗装

    5. 乾燥後に研磨・仕上げ


2. DIYのメリット

  1. コストを抑えられる

    • 部材だけなら数千円~1万円程度で揃うことも。

  2. 時間を自分のペースで調整できる

    • 休日に少しずつ進めたい人には楽しいDIY作業。

  3. “自分で直した” 達成感

    • 趣味として楽しめる・車への愛着が深まる。


3. DIYのデメリット&リスク

リスク 詳細
色ムラ・ツヤ不足 純正色の再現が難しく、塗装ブースがないとホコリも付きやすい
強度不足 パテの厚盛りや乾燥不足で、後から割れたり浮いたりする可能性
作業時間の長期化 乾燥や研磨工程が増えると、丸1日~数日かかることも
再修理コスト増 仕上がりに不満⇒結局プロへ依頼…最初から二度手間に

4. プロ修理のメリット

  1. 色合わせのクオリティ

    • カラーコード+調色経験で“ほぼ完璧”な色再現。

  2. 耐久性と保証

    • 高温ブース硬化&最終研磨でツヤ・耐候性が段違い。

  3. 短期間で仕上がる

    • 軽度損傷なら1~3日ほど。代車も用意できて安心。

  4. 保険対応や書類作成も代行

    • 煩雑な手続きを丸投げできるのでラク。


5. 【早見チャート】DIY向き or プロ向き?

  • こんな人はDIY向き

    • 5cm以下の小キズで、色ムラが多少出ても気にならない

    • 塗装ブース代わりになる風の少ないガレージ環境がある

    • 作業を楽しめる&多少の失敗も“勉強”と思える性格

  • こんな人はプロ向き

    • パール・3コートなど難しい色、広範囲のへこみがある

    • 仕上がりの美しさや将来のリセールバリューを重視

    • 休日を作業ではなくドライブや家族サービスに充てたい


6. DIY+プロ“ハイブリッド”という選択肢も

  • DIYで下地作り → プロで最終塗装

    • ある程度自分でパテ整形まで済ませ、色合わせとクリア塗装だけプロに任せる方法。

  • 細部のタッチアップはDIY → 大きなパネルはプロ

    • ドアエッジの飛び石キズは自分で、フェンダーのへこみはプロへ、など使い分けもアリ。


7. まとめ:仕上がり・コスト・時間…優先順位で決めよう!

優先したいこと おすすめ
とにかく安さ 軽度ならDIYにチャレンジ
仕上がり・耐久性 プロ修理一択
作業を楽しむ DIY or ハイブリッド
時間を節約 プロ修理

「少しのキズを自分で直す楽しみ」も、「プロならではの完璧な仕上がり」もどちらも魅力があります。“あとで後悔しないか?”を基準に、あなたに合った方法を選んでみてください!


次回予告

次回は、「板金修理後のコーティング&洗車テク」にフォーカスします。せっかく直したボディを長持ちさせる秘訣を、プロの目線でご紹介予定です。お楽しみに!